FFmpeg Cookbook

無音カットツール

動画・音声の無音区間を自動検出して一括削除。会議録画やボイスメモの間延びを解消。

完全ローカル処理 — ファイルは外部送信なし
✂️
動画・音声をドラッグ&ドロップ、またはタップして選択
MP4 / MOV / WebM / MP3 / WAV / M4A など、最大 500MB
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動画は 2 パス方式(silencedetect で検出 → 検出区間を除外して再エンコード)、音声は silenceremove フィルタの 1 パスで処理します。余白設定は動画モードでのみ適用されます。
処理中… 0%

次にやること

このツールでできること

  • silencedetect フィルタで無音区間を自動検出(しきい値 -30/-40/-50dB)
  • 最小無音長(0.3〜2 秒)で「息継ぎは残し、長い間だけカット」の調整が可能
  • 無音の前後に余白を残すパディング設定で不自然なジャンプカットを防止
  • 動画(MP4 / MOV / WebM)と音声(MP3 / WAV / M4A)の両方に対応
  • カット前後の長さと削減率を表示(例: 3:24 → 2:51、16% 短縮)
  • 完全ローカル処理:ファイルはサーバーに送信されません

使い方

  1. 1

    ファイルをドロップ

    動画または音声をドラッグ&ドロップ、最大 500MB。

  2. 2

    しきい値と最小無音長を選ぶ

    標準は -40dB / 0.5 秒。環境音が大きい録音は -30dB、静かな録音は -50dB に。

  3. 3

    余白を設定

    0.15 秒(デフォルト)残すと語尾が切れず自然に繋がります。

  4. 4

    実行してダウンロード

    無音区間を検出 → 一括カット。完了するとプレビューと削減率が表示されます。

入力項目の意味

無音判定しきい値
この音量(dB)を下回る区間を無音とみなす。-30dB はうるさい環境向け、-50dB はノイズの少ない静かな録音向け。
最小無音長
この秒数以上続く無音だけをカット対象にする。短くすると息継ぎまで切れて不自然になるので注意。
余白(パディング)
無音区間の前後に残す時間。語尾・語頭が切れるのを防ぐ。動画モードのみ適用。

おすすめ設定

会議・講義の録画
-40dB / 1 秒 / 余白 0.3 秒
発言間の長い沈黙だけを除去し、話の間は保つ。
ボイスメモ・ナレーション収録
-50dB / 0.5 秒 / 余白 0.15 秒
静かな環境ならしきい値を下げた方が検出精度が上がる。
ゲーム実況・雑談配信のテンポアップ
-30dB / 0.3 秒 / 余白 0 秒
BGM や環境音がある録音は -30dB でないと無音と判定されにくい。ジャンプカット風の詰めた編集に。

よくある失敗と対処

症状:無音区間が 1 つも検出されない

原因:BGM・環境ノイズ・ホワイトノイズがしきい値(例: -40dB)を超えている。

対処:しきい値を -30dB に上げる。それでも検出されない場合、その録音には実質的な無音がありません。

症状:語尾や語頭が切れてしまう

原因:余白 0 秒だと音声の立ち上がり・減衰部分まで削られる。

対処:余白を 0.15〜0.3 秒に設定する。最小無音長を長くするのも有効。

症状:「検出区間が多すぎます」と表示される

原因:最小無音長が短すぎて息継ぎレベルの間まで大量に検出されている(80 区間超)。

対処:最小無音長を 1 秒以上にするか、しきい値を下げて検出数を減らす。

症状:動画の処理に時間がかかる

原因:動画は検出+再エンコードの 2 パス方式のため、長尺はエンコード時間がかかる。

対処:ブラウザ内処理の宿命です。10 分超の長尺はデスクトップ FFmpeg の利用を検討してください。

相当する FFmpeg コマンド例

コマンドラインから同じ処理を行う場合の参考例です。

パス1: 無音区間を検出
ffmpeg -i input.mp4 -af silencedetect=noise=-40dB:d=0.5 -f null -
ログに silence_start / silence_end が出力される。
パス2: 検出区間を除外して再構成
ffmpeg -i input.mp4 -vf "select='not(between(t,5.2,8.1)+between(t,20.3,24.0))',setpts=N/FRAME_RATE/TB" -af "aselect='not(between(t,5.2,8.1)+between(t,20.3,24.0))',asetpts=N/SR/TB" -c:v libx264 -preset fast -crf 23 -c:a aac -b:a 128k output.mp4
本ツールの動画モードと同じ処理。
音声の無音を 1 パスで除去
ffmpeg -i input.mp3 -af silenceremove=stop_periods=-1:stop_duration=0.5:stop_threshold=-40dB -c:a aac -b:a 192k output.m4a
本ツールの音声モードと同じ処理。

対応ブラウザ・制限

  • 最大ファイルサイズ:500MB
  • 検出区間が 80 を超える場合は処理を中断(最小無音長を長くしてください)
  • 動画モードは H.264 / AAC で再エンコード(無劣化ではない)
  • 余白(パディング)設定は動画モードのみ適用

プライバシーについて

このツールは ffmpeg.wasm をブラウザ内で実行するため、動画ファイルがサーバーに送信されることはありません。すべての処理はあなたの端末上で完結します。 プライバシーポリシーを見る →

よくある質問(FAQ)

画質は劣化する?

動画モードでは無音区間を除外して映像を再構成するため H.264(CRF 23)で再エンコードされます。視聴上ほぼ気づかないレベルですが、無劣化ではありません。音声モードの出力は AAC 192kbps です。

しきい値はどう選べばいい?

まずデフォルトの -40dB で試し、検出されなければ -30dB へ、逆に話している部分まで切れるなら -50dB へ調整するのが手順です。録音環境のノイズフロアより少し上に設定するのがコツです。

音声ファイルだけでも使える?

はい。MP3 / WAV / M4A などの音声は silenceremove フィルタの 1 パスで高速に処理し、M4A(AAC 192kbps)で出力します。

カットしすぎて不自然になった

余白を 0.3 秒に増やし、最小無音長を 1 秒以上にしてください。話の「間」も情報なので、講義・対談系は長めの設定が自然に仕上がります。先に [動画トリミングツール](/ja/tools/trim/) で不要部分を粗く切ってから使うのも有効です。

音量が小さすぎて全部無音と判定される

先に [音量調整ツール](/ja/tools/volume/) でラウドネス正規化してから本ツールに通すと、しきい値判定が安定します。

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