FFmpeg Cookbook

Gmail 動画圧縮ツール

Gmail の 25MB 添付上限に動画を自動圧縮。ビットレートを動画長から逆算します。

完全ローカル処理 — ファイルは外部送信なし
🎯 ターゲットサイズ: 25 MB(Gmail の添付上限) — 安全係数 0.92 を掛けた 23MB 程度を狙って圧縮します。Google ドライブ経由なら 25GB まで送れますが、本ツールは「直接添付」用です。
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動画をドラッグ&ドロップ、またはタップして選択
MP4 / MOV / WebM など、最大 500MB
🎬
25MB は 720p 1〜3 分程度ならほぼ画質劣化なく圧縮できます。長尺動画は事前に トリム するか 720p に下げる ことで結果が良くなります。
処理中… 0%
元のサイズ
圧縮後
圧縮済み動画をダウンロード

次に使うと便利なツール

よく使われる用途
Gmail添付前の25MB対策Drive共有を避けたい動画メール前の軽量化

このツールでできること

  • Gmail の 25MB 添付上限を直接ターゲット
  • 動画長から自動でビットレートを逆算(安全係数 0.92)
  • WhatsApp 用より余裕があるため、720p 1〜3 分なら高画質維持可能
  • 映像 H.264 + 音声 AAC の標準的な互換構成
  • 完全ローカル処理:ファイルはサーバーに送信されません

使い方

  1. 1

    動画をドロップ

    MP4 / MOV / WebM などを選択。

  2. 2

    長さを確認

    動画長は自動取得されます。取得できない場合のみ手動入力。

  3. 3

    圧縮実行

    結果が 25MB 以内に収まるとチェックバッジが表示されます。

入力項目の意味

ターゲット 25MB
Gmail の添付上限。固定。
安全係数 0.92
コンテナオーバーヘッドを考慮し 23MB 程度を狙って圧縮。
音声ビットレート
10 分以下なら 96kbps、10 分超なら 64kbps に自動切替。

おすすめ設定

1〜2 分の動画
デフォルトで 1080p のまま圧縮可能
25MB なら 2 分の 1080p 動画でも余裕。
3〜5 分の動画
デフォルトで OK、心配なら 720p に縮小
中尺は 720p の方が画質が安定。
5 分超の動画
事前に 720p / 540p に
長尺はビットレートが下がるため事前縮小推奨。

よくある失敗と対処

症状:Gmail で「添付できません」と表示

原因:Gmail は実際 25MB だがプロバイダ設定で 20MB 制限の組織もある。

対処:相手の組織設定が 20MB なら本ツールでも超過する。Drive 経由で送ってください。

症状:結果が 25MB を僅かに超える

原因:コンテナオーバーヘッドの誤差。

対処:安全係数 0.92 で通常は収まります。超過時は再実行を。

症状:画質が悪い

原因:長尺のためビットレートが不足。

対処:事前にトリムするか 720p に下げてから本ツールに通してください。

相当する FFmpeg コマンド例

コマンドラインから同じ処理を行う場合の参考例です。

Gmail 25MB 圧縮(3 分動画)
ffmpeg -i input.mp4 -c:v libx264 -preset fast -b:v 1000k -maxrate 1000k -bufsize 2000k -c:a aac -b:a 96k -movflags +faststart output.mp4
3 分で 25MB を狙う計算。
長尺向け(10 分動画)
ffmpeg -i input.mp4 -c:v libx264 -preset fast -b:v 300k -maxrate 300k -bufsize 600k -c:a aac -b:a 64k -movflags +faststart output.mp4
長尺は 720p / 540p への事前縮小推奨。

対応ブラウザ・制限

  • 最大入力ファイルサイズ:500MB
  • ターゲットは 25MB 固定(カスタマイズ不可)

プライバシーについて

このツールは ffmpeg.wasm をブラウザ内で実行するため、動画ファイルがサーバーに送信されることはありません。すべての処理はあなたの端末上で完結します。 プライバシーポリシーを見る →

よくある質問(FAQ)

Gmail の添付上限は本当に 25MB?

はい、送信側の Gmail は 25MB が上限です。受信側プロバイダが 20MB 制限の場合は、Gmail がエラーを返します。

25MB を超えるとどうなる?

Gmail が自動で Google ドライブの共有リンクに切り替えます。ただしメール本文に直接動画を埋め込みたい時は、本ツールで圧縮するのが確実です。

ビジネスメールでこのツールを使っても問題ない?

ファイルが端末から外部に送信されないため、機密データでも安心。ローカル処理であることを DevTools の Network タブで直接確認できます。

Outlook や Yahoo Mail にも使える?

使えます。Outlook は標準 20MB、Yahoo Mail は 25MB。本ツールの 25MB ターゲットなら Yahoo は OK、Outlook は若干超過する可能性。Outlook 用には [WhatsApp ツール(16MB)](/ja/tools/whatsapp-video-compressor/) を流用すれば確実です。

iPhone から直接送りたい

Safari で本ツールを開き、カメラロールから動画を選択 → 圧縮 → ダウンロード → メールアプリで添付、の流れ。

関連ツール

深掘り:このツールならではの背景

メールサービス別の動画添付上限マトリックス

Gmail の 25MB という数字は単独で語られがちですが、実務では「送信側 × 受信側」両方の上限を見ないと事故ります。送信側の上限:Gmail 個人 25MB / Gmail Workspace(Business / Enterprise)25MB / Outlook.com 20MB / Outlook on the Web(Microsoft 365 Business)20-150MB(管理者設定)/ Yahoo Mail 25MB / iCloud Mail 20MB / ProtonMail 25MB / Zoho Mail 12MB。受信側の上限:Exchange Online 受信 25-150MB、Gmail 受信 50MB(送信より広い)、企業の Exchange Server は 10-20MB 設定が多い。

本ツールは Gmail 送信の 25MB に最適化していますが、相手が Outlook の場合は 20MB を狙う必要があります。受信失敗の半分以上は「自分の Gmail 25MB 制限はクリアしたが、相手の組織が 20MB 制限を設定していた」というケースです。重要な相手には事前に「動画ファイル 18MB 以内で送りますね」と確認するのが最も安全です。本ツールで 18MB を狙う場合は、25MB プリセットで処理した後にもう一度通すか、デスクトップ FFmpeg で `-b:v 1500k` 程度を指定します。

なぜ Gmail は超過時に Drive リンクへ自動切り替えるのか

25MB を超える添付を Gmail が自動で Google ドライブの共有リンクに変換するのは、SMTP プロトコルの伝統的な制限と SaaS の利便性のトレードオフを反映しています。SMTP(RFC 5321)は元々小さなテキストメッセージの転送を前提に設計されており、添付ファイルは MIME(Base64 エンコード)で表現されるため、実ファイルサイズの約 1.37 倍にメッセージサイズが膨らみます。25MB の動画は MIME 化で約 34MB になり、メールサーバー間の中継で容量超過リスクが急上昇します。

Drive リンク化は受信者の体験を犠牲にします:(1) リンクをクリックして別タブで開く必要がある、(2) Drive のアクセス権設定でつまずく可能性がある、(3) 受信側のメールフィルタが「外部リンク = 怪しい」と判定する組織がある。本ツールで動画を 25MB 以内に圧縮してメール本文に添付するほうが、相手にとっては「受信トレイで完結する」体験になります。

機密性の高いメールでローカル処理が選ばれる理由

ビジネスメールに動画を添付する場面では、医療現場の患者情報、法務の証拠資料、人事の評価動画、製造業の不良品サンプル ── 機密性の極めて高いコンテンツが含まれることがあります。多くのオンライン動画圧縮サービスはサーバーアップロード型で、TLS で暗号化されていてもサーバー側で一時的にファイルが展開されます。プライバシーポリシーに「24 時間以内に削除」と書かれていても、組織のコンプライアンス基準(GDPR / HIPAA / 個人情報保護法)では「クラウド経由」自体が NG なケースが多数あります。

本ツールはブラウザ内で完結する ffmpeg.wasm を採用しているため、ファイルが端末から外に出ません。DevTools の Network タブで通信を確認すれば、動画ファイルが送信されていないことを直接検証できます。「ローカル処理」を主張するツールでも、実際には統計データやサムネイルだけサーバーに送る実装があり、ネットワーク監査で初めて発覚することがあります。本ツールはコードが GitHub で公開されており、誰でも実装を確認できます。