FFmpeg Cookbook

WhatsApp 動画圧縮ツール

WhatsApp の 16MB 添付上限に動画を自動圧縮。ビットレートを動画長から逆算します。

完全ローカル処理 — ファイルは外部送信なし
🎯 ターゲットサイズ: 16 MB(WhatsApp の動画添付上限) — 安全係数 0.92 を掛けた 14.7MB 程度を狙って圧縮します。
💬
動画をドラッグ&ドロップ、またはタップして選択
MP4 / MOV / WebM など、最大 500MB
🎬
長尺動画(5 分以上)を 16MB に収めるには、ビットレートを大幅に下げる必要があります。元解像度のままだと画質が極端に荒くなる場合は、事前に 解像度を 720p 以下に 落としてからお使いください。
処理中… 0%
元のサイズ
圧縮後
圧縮済み動画をダウンロード

次に使うと便利なツール

よく使われる用途
WhatsApp共有向け圧縮低速回線で送りやすい動画家族・チームへの軽量送付

このツールでできること

  • WhatsApp の 16MB 上限を直接ターゲット
  • 動画長から自動でビットレートを逆算(安全係数 0.92)
  • 映像 H.264 + 音声 AAC の標準的な互換構成
  • 結果ファイルサイズの確認バッジ付き
  • 完全ローカル処理:ファイルはサーバーに送信されません

使い方

  1. 1

    動画をドロップ

    MP4 / MOV / WebM などを選択。

  2. 2

    長さを確認

    動画長は自動取得されます。取得できない場合のみ手動入力。

  3. 3

    圧縮実行

    結果が 16MB 以内に収まるとチェックバッジが表示されます。

入力項目の意味

ターゲット 16MB
WhatsApp の動画添付上限。固定。
安全係数 0.92
コンテナのオーバーヘッドを考慮し 14.7MB 程度を狙って圧縮。
音声ビットレート
10 分以下なら 96kbps、10 分超なら 64kbps に自動切替。

おすすめ設定

30 秒以下の短い動画
デフォルト設定で十分高画質
16MB に対して短尺なら 1080p 維持も可能。
1〜5 分の動画
デフォルトで OK、画質落ちる場合は 720p に縮小
中尺はビットレート不足になりがち。
5 分超の長尺動画
事前に 720p または 540p にリサイズ推奨
長尺をフル解像度のまま 16MB に収めるとビットレートが厳しい。

よくある失敗と対処

症状:結果が 16MB を僅かに超える

原因:コンテナオーバーヘッドの誤差で稀に発生。

対処:安全係数を内部で 0.92 にしているため通常は収まります。超過した場合は再実行を。

症状:動画長が取得できない

原因:ヘッダ破損や非標準フォーマット。

対処:手動入力フィールドが表示されるので動画長を秒で入力してください。

症状:画質が極端に悪い

原因:長尺のためビットレートが不足。

対処:事前にトリムまたは 720p / 540p に解像度を下げてから本ツールに通してください。

相当する FFmpeg コマンド例

コマンドラインから同じ処理を行う場合の参考例です。

WhatsApp 16MB 圧縮(60 秒動画)
ffmpeg -i input.mp4 -c:v libx264 -preset fast -b:v 2000k -maxrate 2000k -bufsize 4000k -c:a aac -b:a 96k -movflags +faststart output.mp4
60 秒で 16MB を狙う計算。
長尺向け(10 分動画)
ffmpeg -i input.mp4 -c:v libx264 -preset fast -b:v 192k -maxrate 192k -bufsize 384k -c:a aac -b:a 64k -movflags +faststart output.mp4
長尺はビットレート激減で画質低下。

対応ブラウザ・制限

  • 最大入力ファイルサイズ:500MB
  • ターゲットは 16MB 固定(カスタマイズ不可)

プライバシーについて

このツールは ffmpeg.wasm をブラウザ内で実行するため、動画ファイルがサーバーに送信されることはありません。すべての処理はあなたの端末上で完結します。 プライバシーポリシーを見る →

よくある質問(FAQ)

WhatsApp の動画添付上限は本当に 16MB?

はい、WhatsApp は 2026 年現在 16MB を維持しています。WhatsApp Business API では別途上限がある場合があります。

WhatsApp チャネル / ステータスでも同じ上限?

チャネルは 16MB(動画)、ステータスは 30 秒制限が別途あります。本ツールは「動画添付」用です。

なぜ 16MB ぴったりにせず 14.7MB を狙うの?

コンテナ(mp4 ヘッダ・moov atom など)のオーバーヘッドで実出力が予測値より少し大きくなることがあるため、安全マージンを設けています。

画質を維持したまま長尺を送りたい

WhatsApp は 16MB 縛りなので「長尺 + 高画質」は両立しません。Google ドライブで共有するか、3 分以下にトリムしてから送るのが現実解です。

iPhone から直接圧縮できる?

はい、Safari でこのツールを開いてカメラロールから動画を選択できます。ただしブラウザのメモリ制限上、500MB を超える長尺は不安定です。

関連ツール

深掘り:このツールならではの背景

WhatsApp の 16MB は「個人チャット」だけのルール

WhatsApp の動画添付上限は一見シンプルに「16MB」と語られますが、実際は機能ごとに別の上限が走っています。個人・グループの通常チャットでの動画送信が 16MB、WhatsApp Status は 30 秒(サイズ無関係)、WhatsApp Channels は配信者側が 16MB、WhatsApp Business API は事業者側が最大 100MB まで設定可能、と機能ごとに完全に独立した制限があります。本ツールがターゲットにしているのは「通常チャットの動画添付」で、市場のニーズが最も多い 16MB ケースに最適化しています。

Status に投稿する場合は本ツールよりも先にトリムで 30 秒以内に収めるのが最優先です。映像ビットレートを下げるより、尺を切るほうが画質を保ったまま条件を満たせます。Channels 配信用なら本ツール 16MB プリセットで十分ですが、解像度は 720p に下げると視聴側でのバッファリング時間が短くなり、エンゲージメントが安定します。

長尺動画を 16MB に収める時の現実

16MB は SaaS 系の動画添付制限の中でも最も厳しい部類で、5 分以上の動画を 1080p のまま収めるのは不可能に近いです。計算式は単純で「必要ビットレート = (16 × 8192 - 音声ビットレート × 動画長) / 動画長」ですから、10 分の動画なら映像 192 kbps 程度しか割り当てられません。これは標準画質の YouTube 動画の 1/30 以下で、動きの多いシーンはブロックノイズだらけになります。

長尺を WhatsApp で送る必要がある場合の現実的な選択肢は 3 つ:(1) 720p / 540p に解像度を下げる(本ツールでは手動)、(2) トリムで尺を短くする、(3) Google ドライブや Dropbox にアップロードしてリンクを送る。動画の重要度が高い場合は (3) が最も品質を保てます。本ツールは「サイズ縛りで送らなければならない」状況のための最後の手段、と位置づけてください。

iPhone・Android で送るときの違い

iPhone から WhatsApp で動画を送ると、WhatsApp 側が独自に再圧縮を行います。これはアプリ内部の「速い送信モード」と「高画質モード」で挙動が異なり、デフォルトは速い送信モード(積極的に再圧縮)です。本ツールで事前に 16MB に収めても、WhatsApp 側で更に圧縮されて画質が劣化する事例があります。設定で「動画アップロードの画質」を「最高画質」に変更すると、本ツールで圧縮した画質がそのまま転送されます(ただし回線が遅い場合は送信が遅延します)。

Android は OEM 各社のカメラアプリが HDR / HEVC で記録するケースが増えており、WhatsApp で送る前段階で映像コーデックが互換性を失っていることがあります。本ツールは入力時に H.264 / AAC に正規化するため、Android → WhatsApp → iPhone の流れで「届いたけど再生できない」事故を防ぎます。