FFmpeg Cookbook

Slack 動画圧縮ツール

Slack のファイル上限・Clips 制限・Free ワークスペースの履歴ルールに合わせて動画を圧縮。

完全ローカル処理 — ファイルは外部送信なし
💬 Slack のファイル添付上限は 1ファイル 1GB です。Free ワークスペースでは直近 90 日分のメッセージ/ファイル履歴のみ表示・検索でき、保持設定によっては古いデータが削除されます。
💬
動画をドラッグ&ドロップ、またはタップして選択
MP4 / MOV / WebM など、最大 500MB
🎬
Slack 上限内(≤ 950MB): 1GB のハード上限に対して安全マージンを確保。長尺・高画質を「とにかく通す」用途。
⏱ Slack Clips は最大 5 分。それを超える動画は Clips として共有できないため、通常のファイル添付か外部リンク(Drive 等)になります。短い更新なら先にトリムするのも有効です。
この設定では目標サイズに収まらない可能性があります。次のいずれかを試してください: ① 動画をトリムして尺を短く / ② 解像度をさらに下げる / ③ プリセットを上のサイズへ。
処理中… 0%
元のサイズ
圧縮後
圧縮済み動画をダウンロード

次に使うと便利なツール

よく使われる用途
Slack 1GB上限を超える動画Free ワークスペース向け軽量共有Clips 5分制限の判定

このツールでできること

  • Slack の 1GB 上限に対応した「Slack 上限内(≤ 950MB)」プリセット(安全マージン込み)
  • Free ワークスペース向けの「Light(25MB)」プリセット — 共有用に割り切る設計
  • 動画長から逆算して目標サイズに寄せる(自動ビットレート計算)
  • Slack で見やすい互換寄せ: MP4(H.264 + AAC / yuv420p / faststart)
  • 5 分超で Clips 利用不可警告を表示 — 用途分岐をその場でガイド
  • Slack Connect 制限・マルウェア検知など「圧縮しても送れない」ケースを FAQ で明示

使い方

  1. 1

    動画を入れる

    動画ファイル(最大 500MB)をドラッグ&ドロップ、または選択します。

  2. 2

    プリセットを選ぶ

    Slack 上限内(≤ 950MB)/ クイック共有(100MB)/ Light(25MB)から、用途に合わせて選択します。

  3. 3

    必要なら解像度を下げる

    長尺動画は 1080p → 720p / 540p に下げると体感サイズが大きく減ります。

  4. 4

    圧縮 → ダウンロード

    完了後、Slack にそのまま添付できる MP4 をダウンロードします。

入力項目の意味

プリセット
Slack 上限内(≤ 950MB)= 1GB 上限に対する安全側。クイック共有(≤ 100MB)= 軽量シェア向け。Light(≤ 25MB)= Free ワークスペースで共有用途に絞る場合。
解像度
Original(変更しない)/ 1080p / 720p / 540p。長尺で容量が厳しいときは下げるのが最も効果的です。
音声ビットレート
プリセットに応じて自動設定(192 / 128 / 96 kbps)。会話中心なら 96-128 kbps で十分です。
出力フォーマット
Slack 内プレビューや端末互換を優先して MP4(H.264 + AAC / yuv420p / faststart)に統一。元が HEVC / VP9 / AV1 でも互換性が上がります。

おすすめ設定

Slack に添付したいが、サイズが大きすぎて送れない
Slack 上限内(≤ 950MB) + Original(厳しければ 720p)
Slack の 1GB 上限に収めるのが第一目的。長尺なら解像度調整が最も効きます。
スレッドで素早く確認してほしい
クイック共有(100MB) + 720p + 128 kbps 音声
閲覧体験が軽く、モバイルでも再生しやすいサイズに寄せられます。
Free ワークスペースで "共有だけ" したい(保管しない)
Light(25MB) + 540p〜720p + 96 kbps 音声
Free は履歴 / 保持の制約が強いので、Slack を一時共有として使う前提で小さくします。
Clips で済ませたい(短い共有)
5 分以内にトリム → クイック共有 or Light
Slack Clips は最大 5 分。短くまとめると視聴完了率が上がります。

よくある失敗と対処

症状:圧縮したのに Slack にアップロードできない

原因:Slack Connect の会話でアップロード制限がある、またはワークスペース設定で制限されている可能性。

対処:チャンネル / DM の種別を確認し、必要ならオーナー / 管理者に相談してください。

症状:サイズは 1GB 未満なのにアップロードが失敗する

原因:ファイルがウイルス / マルウェアとして検知されると(誤検知含む)アップロードできません。

対処:ファイル名を変えて再書き出しすると改善することがあります。誤検知が疑わしい場合は Slack サポートへ。

症状:画質が悪い / ブロックノイズが目立つ

原因:ターゲット容量が小さすぎて、動画ビットレートが不足しています。

対処:ターゲット容量を上げるか、先にトリムして尺を短くするか、解像度を下げてください。

症状:ブラウザが固まる / 途中で失敗する

原因:端末性能・メモリ不足・ブラウザ制約。大きい入力や長尺で起きやすい。

対処:PC ブラウザで実行、または先にトリムして短くしてから再実行してください。

症状:Free で昔のファイルが見えない

原因:Free は直近 90 日分の履歴表示 / 検索が基本で、保持設定によっては古いデータが削除されます。

対処:Slack を保管庫にせず、Drive / Dropbox などで管理してリンク共有に切り替えてください。

相当する FFmpeg コマンド例

コマンドラインから同じ処理を行う場合の参考例です。

Slack 上限(1GB)に収める(5 分動画の例)
ffmpeg -i input.mp4 -map 0:v:0? -map 0:a:0? -c:v libx264 -preset veryfast -pix_fmt yuv420p -b:v 24000k -maxrate 26400k -bufsize 48000k -c:a aac -b:a 192k -movflags +faststart output.mp4
950MB ÷ 5分換算でビットレートを逆算した例。
100MB 狙いで 720p に落とす
ffmpeg -i input.mp4 -vf scale=-2:720 -c:v libx264 -preset veryfast -pix_fmt yuv420p -crf 23 -c:a aac -b:a 128k -movflags +faststart output_720p.mp4
サイズが厳しいときは解像度調整が最優先。
軽量(音声優先): Light プリセット相当
ffmpeg -i input.mp4 -c:v libx264 -preset veryfast -pix_fmt yuv420p -crf 28 -c:a aac -b:a 96k -movflags +faststart output_light.mp4

対応ブラウザ・制限

  • ブラウザで動く FFmpeg(WASM)の都合で、入力サイズ 500MB 上限。長尺は先にトリム推奨。
  • 出力は互換性優先の MP4(H.264 + AAC)。無劣化のままサイズだけを落とすことはできません。
  • Slack 側の制限(Slack Connect のアップロード制限・検知ブロックなど)は、圧縮では解決できない場合があります。

プライバシーについて

このツールは ffmpeg.wasm をブラウザ内で実行するため、動画ファイルがサーバーに送信されることはありません。すべての処理はあなたの端末上で完結します。 プライバシーポリシーを見る →

よくある質問(FAQ)

Slack のファイル添付サイズ上限は?プランで違う?

Slack 公式ヘルプでは、追加できるファイルは最大 1GB と案内されています(この案内ではプラン差は明記されていません)。

Free ワークスペースの「90日制限」って、ファイルにも関係ある?

関係あります。Free は直近 90 日のメッセージ / ファイル履歴が主に表示・検索対象で、保持設定によっては古いデータが削除されます。

Slack Clips と通常の動画添付は何が違う?

Clips は Slack 内で録画して共有する機能で、最大 5 分です。長い動画は通常のファイル添付か外部ストレージ共有が現実的です。

圧縮してもアップロードできないのはなぜ?

サイズ以外に、Slack Connect の制限・ワークスペース設定・マルウェアスキャン検知などが原因になり得ます。

なぜ H.264 + AAC の MP4 にするの?

共有相手の環境差を吸収しやすく、プレビューや再生の "事故" が起きにくい構成だからです。

25MB にしたいのに画質が崩れる

尺が長いと必要ビットレートが極端に下がります。まずトリムで尺を短くし、次に解像度を下げるのが効果的です。

Slack をファイル置き場として使っていい?

Slack 公式の案内でも、Slack は生産性プラットフォームであり "ファイル / ログ保管庫用途ではない" とされています。保管は外部ストレージ推奨です。

関連ツール

深掘り:このツールならではの背景

Slack の動画機能の全体像 — Files / Clips / Huddles の違い

Slack で動画を扱う方法は実は 3 系統あり、それぞれ別物として理解する必要があります。(1) 通常のファイル添付:本ツールが対象。最大 1GB、永続的なリンク、サムネイル付き、検索対象。(2) Clips(Slack 内録画):Slack アプリで撮影、最大 5 分、自動文字起こし、ワークスペース内限定共有。(3) Huddles:音声/映像の即席通話、Free は 2 人 30 分制限、録画機能あり。

ユーザーが「動画を共有したい」と考えたとき、5 分以内なら Clips が最適(録画から共有まで Slack 内で完結し、自動文字起こしで検索性も高い)、5 分超の既存動画なら通常添付(本ツールで圧縮)、リアルタイムでフィードバックが欲しいなら Huddles ── と判断軸が分かれます。本ツールは「5 分超の既存動画を Slack で共有したい」ケースに特化しており、Clips との使い分けを意識してください。

Free ワークスペースの「90 日制限」が動画運用に効く理由

Slack Free プランは「直近 90 日分のメッセージとファイルしか表示・検索できない」制限があります(2022 年 9 月のポリシー変更で、それまでの「10,000 メッセージ」制限から切り替わりました)。動画ファイルを Slack にアップロードした場合、90 日経つと検索結果に出てこなくなり、実質「消えた」状態になります。技術的にはファイル自体は Slack のストレージに残っており、Pro / Business+ にアップグレードすれば復活しますが、Free のままでは取り出せません。

これが本ツールの "Light(25MB)" プリセットを設けた理由です。Free ワークスペースでは Slack を「動画保管庫」として使うのは現実的でなく、共有用に小さくして送るのが合理的なワークフローになります。重要な動画は Google ドライブ・Dropbox に置き、Slack はリンク共有のみに使うパターンを推奨します。本ツールで圧縮した動画も、長期保存が必要なら外部ストレージに別途バックアップしてください。

Slack Connect・External Workspace でアップロードが弾かれる仕組み

Slack Connect(外部組織との共有チャンネル)は通常のチャンネルと別のセキュリティポリシーで動作します。組織間でファイル共有が許可されていない、特定の MIME タイプがブロックされている、ウイルススキャンで誤検知される ── これらが原因で「サイズは 1GB 以内なのにアップロードできない」事象が頻発します。特に動画ファイルはサイズが大きく、スキャンに時間がかかるため、タイムアウトしてアップロードが中断するケースもあります。

本ツールで圧縮しても、Slack Connect のポリシーで弾かれる場合は対処不可能です。その場合の代替策:(1) Connect 元の組織管理者に動画共有許可を依頼、(2) Google ドライブにアップロードしてリンク共有、(3) DM(外部組織だが直接メンバー)に切り替える、のいずれかです。サイズが小さいほどスキャン時間が短く成功率が上がるため、Connect 経由なら本ツールの 100MB プリセットを試してください。